日本で食べられるエスニックカレーのメインといえばインドカレー、タイカレーといったところではないでしょうか？
あまり知られていない、もっとマイナーな珍しいエスニックカレーはないのかと思って探してみたところ、なんとそのカレーが神保町にありました!!
神保町駅から徒歩5分にある「新世界菜館」です。
名前から分かるようにカレー店ではありません。中華料理店です。
なんと中国には存在しない、「新世界菜館」で中華風にアレンジした超マイナーなエスニックカレーが食べられるんです!
多分他の中華料理店では提供していない、ここでしか食べられないカレーです。
ザ・本場中国のお店
神保町はカレーの街、本の街として有名ですが、中華の街としても有名なんです。
特に「新世界菜館」は神保町の中華料理店で有名なお店の一つで、上海蟹が有名です。
一階と二階と地下一階があります。
今回は地下一階に通されましたが、地下一階の方が一階より若干広いです。
照明が暗いからか落ち着いた雰囲気が感じられ長居したくなります。
全席は黄色いテーブル席。花の絵が装飾された少しおしゃれなテーブルクロスです。
各テーブルの壁側には土瓶や絵や書物など日本のお店にはない中国のオブジェが飾られていて、各テーブルを仕切るガラスには漢字が書かれています。
本場中国のお店だと感じられます。
カレーのメニューが全部で4種類。
中華のお店なのに意外とカレーの種類があります。
・中華風カレー
・豚肉煮カレー
・排骨カレー
・カツカレー
です。
豚肉煮カレー、排骨カレー、カツカレーは中華風カレーをベースにしています。
因みにミニカレーもあるのでメインは中華料理にしたい人はミニカレーの方がいいかもしれません。
案外に美味しい中華風カレー
中華風カレーといわれても想像しずらいので一体どういうカレーなのかなと思うでしょうが、見た目は意外と普通のカレーと変わりません。
カレーのルーの色はタイカレーやインドカレーといった薄緑色や明るい茶色ではなく日本のスタンダードのカレーと同じ色です。
ライスもターメリックライスやジャスミンライスでもなく普通のライスです。
半熟卵が入っているところだけが違うところでしょうか?
カレーの具材は豚肉、玉ねぎ、人参の野菜、半熟卵とシンプル。量の比率は野菜が多くゴロゴロ入っています。
見た目は普通の日本のカレーのようですが、味は日本のカレーと全然違います。
カレーのルーは中華料理に使われる鶏ガラを使用しているため、日本のカレーにはない、コクがあります。味わいやすいのでカレーというより中華のスープの感覚でついつい飲み干したくなるほどのものです。
もちろん若干スパイスのパンチが効いているのでカレーらしさはあります。
さっぱり系でありサラサラ系でありますが、中華料理のあんかけのようにヌルッとした食感が感じられます。この食感が妙にカレーの脇役ライスと気があうんです。
具材もよく特に豚肉は一個一個が分厚くジューシーです。中華料理の豚肉と同じなのか中華ティストです。少し量があれば嬉しいんですが・・・
半熟卵は形が良くぷるんとしていて味は濃厚です。
量もそれなりにありますのでたらふく食べられます。
見た目は普通の日本のカレーですが、中身はちゃんと中華風にアレンジされています。
意外とリーズナブル
カレーを注文するとサラダ、スープがついてきます。
お店の雰囲気からか高いのかなと思いきや、900円で召し上がれます。
リーズナブルで美味しいので超マイナーなカレーを食べたいと思う人はぜひ「新世界菜館」にいってください!!
今回紹介した店舗情報
店名:新世界菜館 （シンセカイサイカン）
ジャンル:中華料理、ラーメン、飲茶・点心
住所:東京都千代田区神田神保町2-2 新世界ビル
最寄駅:神保町駅
営業時間:[月～土]10:30～23:00 [日・祝]11:00～21:00
定休日:年末年始
電話番号:03-3261-4957
公式サイト:http://www.sinsekai.com/index.html
平均予算[昼]1000~1999円[夜]6000～7999円
実際に使った金額:900円
席数:180席
個室:有
貸切:可
喫煙可否:完全禁煙 ２階に喫煙室があります
駐車場有無:無
※実際に使った金額以外は食べログから
